初めての方へ
当院は体に負担の少ない検査を皆様に提供できるよう努めてまいります。
胃カメラ
専門医による胃カメラ検査
当院では最新の胃カメラ検査システムを導入し、早期の癌発見に多数の実績を持つ「消化器内視鏡専門医」が、鼻からの胃カメラ、もしくは麻酔を使った苦痛の少ない胃カメラ検査をご提案しています。食道癌、胃癌、大腸癌の早期発見には、症状が出る前の内視鏡検査がお勧めです。胃カメラと大腸カメラの同日検査や日帰りポリープ切除、ピロリ菌除菌治療も実施しております。土曜日の検査も可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。御所市、高取町主催の胃癌検診も当院にて可能です。
■経鼻胃カメラ検査
細経胃カメラを用いて鼻から胃カメラを挿入し、食道、胃、十二指腸を検査します。細くて柔らかいカメラは検査中の苦痛も少なく、医師と会話をできるほど、「おえっ」とならない楽な検査です。
■経口胃カメラ検査
経口胃カメラ検査は「つらい」「苦しい」などのイメージを持たれますが、当院では麻酔を使った検査を受けて頂けます。(麻酔を使った場合は、当日のお車の運転はお控えください。)
胃カメラ検査の流れ
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診察
診察後に胃カメラ検査についての説明を行います。その後、検査の実施日を決定します。
予約なしの即日検査も実施していますので、事前にお問い合わせください。電話予約も可能です。
(食事を抜いてご来院ください。) -
検査前日~当日の朝
検査前日は、特に指示がなければお薬を飲んでいただいても構いません。食事は21時頃までに軽く済ませ、それ以降は水、お茶以外は摂取しないようお願いします。検査当日は食事をせずにご来院ください。少量の水分摂取は可能です。
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検査(経鼻胃カメラの場合)
まずは胃の中の泡を取り除くお薬を飲んでいただき、続いて鼻の奥に出血を抑えたり通りをよくしたりするスプレーを噴射します。その後、鼻の中に局所麻酔薬を使用し、時間を置きます。検査時間は約10分です。苦痛の少ない検査ですので、検査中に医師と会話をすることもできます。もし病変が見つかった場合は、組織を採取し、病理検査を実施することもあります。
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結果説明
鎮静剤を使用した場合は、検査後30~60分程度、休んでいただいた後に、診察室で結果をご説明します。病理検査を行った場合の結果は後日説明します。
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帰宅後
飲食は1時間後から可能です。なるべく消化のいい食事をこころがけてください。
また、飲酒や運動は控えてください。
大腸カメラ
大腸カメラは、便潜血検査で異常を指摘された方、腹部症状のある方が主に対象になります。この検査を行うことで、大腸癌、大腸ポリープ、腸炎などの正確な診断が行えます。当院では、日帰りでのポリープ切除を実施しています。
大腸カメラ検査の流れ
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診察
大腸カメラ検査は、前日からの食事制限が必要なため、即日検査は実施しておりません。事前に診察を受けていただいております。検査前日に摂っていただく検査食もご用意できます。
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検査前日~当日の朝
検査前日は、特に指示がなければお薬を飲んでいただいても構いません。食事は21時頃までに軽く済ませ、それ以降は水、お茶以外は摂取しないようお願いします。
検査当日の朝に飲用しやすい腸管洗浄液を当院にてご用意しています。 -
下剤の服用
当日朝8時半頃にご来院していただき、腸管洗浄液を飲用していただきます。
腸管洗浄に要する時間は個人差がありますが、2~3時間で検査可能となります。 -
検査
12時前後から大腸検査を開始します。検査着に着替えてからベッドで横になっていただきます。麻酔を使って準備を整えます。検査時間は30分程度です。もし病変が見つかった場合は、組織を採取し、病理検査を実施します。また、ポリープがある場合はポリープ切除をさせて頂きます。当院では日帰りポリープ切除を行っております。
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結果説明
鎮静剤を使用した場合は、検査後30分程度休んでいただいた後に、診察室で結果を説明します。病理検査を行った場合の結果は後日になります。
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帰宅後
飲食は1時間後から可能です。なるべく消化のいい食事をこころがけてください。
また、飲酒や運動は控えてください。ポリープ切除を行った場合は、当日は流動食で、腹痛や出血がなければ、翌日からは消化の良い食事を摂っていただけます。飲酒や激しい運動、いきみなどは控えてください。
在宅医療
在宅医療の重要性
厚生労働省の調査によれば「自宅で最期まで療養したい」と思っておられるお年寄りの方は60%以上となっています。お年寄りや通院困難な患者様の希望にお応え出来るよう当院では在宅医療を実施させて頂いています。ご希望の方はぜひご相談下さい。
在宅医療とは
在宅医療は「訪問診療」と「往診」に分けられます。
「訪問診療」は通院が難しい患者さんの自宅に通常、月2回の定期的な訪問が基本となります。寝たきりや転倒、肺炎、床ずれなどの予防を行い、栄養状態の管理、指導等をさせて頂きます。
「往診」は、具合が悪くなった時に医師が自宅まで伺わせて頂きます。
在宅医療・訪問診療のメリットは?
メリットとしては、外来に通うのが難しい方でも治療を受けられるということです。定期的に医師が訪問することで、「体調不良になる前の状態をより早く把握し、早期に治療が出来ます。医師や看護師のほか、地域の薬剤師や理学療法士の医療関係者と連携し、加療させて頂きます。
在宅で出来ること
(診療内容)
- 通常診療
- 薬の処方
- 栄養指導
- 点滴加療
- 血液尿検査
- 在宅酸素療法 等